その愛想笑いやめろ

サンピリ演出の元一のブログです。
適当に書いています。
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今日から始まる未来について
『痛みがだいぶ引いた今日。

さあ、今日も朝からいつも通り強制ニート生活を満喫して、Netflixとかで映画見まくっちゃうよー?と思ってみたのだけど、何だか気分じゃない。

何でだろう?と思ったら2秒で原因が分かる。
飽きた。

入院してから、ずっと痛みに耐える生活が続き過ぎてマヒしてたけど、治療やら検査やらで受け身のことしかやってない。
映画見まくっちゃうよー?じゃない。
それもこれも全部受動やん!

っていうか、痛みが引いたことで体力が戻って歩けるようになったからようやく気付いたけど、この部屋やっぱ個室とはいえ、狭すぎるけん!!!何や、ここ。あと2週間いるのかよ。
贅沢な悩みだ。
でも、入院患者全員が思ってることだ。

とりあえず、いい加減 演劇がしたいぞ!ということで、仲間に思いの丈をぶちまけてみる。

うーん、これです。
俺はこれです。
まだ完成されていない何かを作ることって、つまりは未来をつくってる。俺はそれまで最低限本番までの未来に希望が持って、あー俺生きてるんだ、生きてる意味あるんだーって思って演劇に支えられてきた。しょーもない理由で演劇をしてるなー。
でも、この狭い部屋から何か遠いところに繋がった感じがした。空気を深く吸える。

久しぶりの人たちにも思い切ってラインしてみたりしてみる。返事が返ってきた。元気そうだ。
あー、今日久々に気分いいなーと思って、Apple Musicを開いて興味ある音楽を色々と聞いてみる。
思えば、これって結局受動的ではあるけど、感覚は開いてる感じがして悪くはない。個室だからイヤホンなしで音楽かけられる。今実家だから音楽かけたら家族がうるさいんだ。

自分の半身が透き通って、大きい窓からすーっと飛び出た感じがした。日光がそこに当たって気持ちいい。

痛みは取れた。
メモを取ることだってできる。
これからの病気との付き合い方を考慮しながら、次いつ演劇出来て、何をやりたいかを自分でも見えない字で書き殴ってみた。
あー、この瞬間 最高!!

気がつくと、これからの人生のことを、
どう生きたいかってことを、考えている。

これまで僕は、病気を自分の人生がうまくいかないことの言い訳にして、先のことなんて放り出していた。「だって、何をやってもどうせ病気がいつか全部をぐちゃぐちゃにするんだもん!」
逆だった。閉じこもって動かなくなっているのは自分自身の選択という、痛々しい状況に陥っていた。分かってはいたけど、それが楽なような気がした。実際、慢性腎炎なんてふわっとした病気、かかるもんじゃない。同じ病気の人や重い病気の人に怒られるかもだけど、このはっきりしない病気のせいではっきりしない性格と人生になったんだ!ばかやろー!死ね!!!
隙あれば、病気のせいにしてしまう。

だから、内側ではがっつり病気のせいにしてるくせに、外側には病気のことを相談できたことはなかった。病気やけど、負けずに頑張ってる自分を演出することで何か保っていたものがあった。
かっこよさ?かっこよさだ。「病気のせいで人生無茶苦茶になってるくせに、それを誰にも相談せず、気にせずに生きてる俺ってカッコイイやん!」映画か何かの悲劇の主人公みたいな。

とはいえ、慢性腎炎というものは腎臓の死が待っているものの、具体的な症状なんてない。死が不安なんだって相談したとして、「うん、そうね。大変だね」としか返ってこないわ。同じような別の不安をみんな持ってるんだ。
でも、そこがキツい。
別の不安なんだ、俺のは!!
そうやって、恋人や家族、仲間にだって 不安をぶちまけることはできなかった。単なるヤンデレや性格悪い人間として何か背負ってる感アピールぐらいしか やることない。ようやく30過ぎて言葉で伝えられるようになったくらいだ。
高校は途中不登校になって、大学はやめた。バカだったのもあったけど、あのときその不安を友人や家族に打ち明けられたら変わっていたかもしれない。

当てもなく、公演を打つことで未来を必死に見つめてきた。でも、いよいよ体に症状が出てきて鎮痛剤で耐える毎日になったときに公演さえ打つのが怖くなって劇団もやめた。
自分の公演だけ、安心してできる。
最悪、責任は俺が取れるから。

それが、腎不全になって透析して、挙げ句の果てに一番ビビってた腎移植も山場は越えた。落ちるところまで落ちたら…という自分が怯えた場所に両足踏みしめて立っている。
やっと解放された。
自分がかけた呪いが解けた。

そしたら、今日は何だか、最近モヤモヤしてたものに、こうすりゃいいじゃん!ってアイディアがザブザブ出てきた。
流石、ニート。妄想だけは止まらない。

ノートには、俺がこれからどう生きたいか、生きるべきかについてが書かれていた。
相変わらず自分のキャパシティを見誤ってる感は否めないけど、それでも、あー、こうして俺は生きていたかったんだ、みたいな。

何だか、変だな。変なことばっかり。
今日は結局テレビも映画も何も見ずに、これからのことを妄想して楽しんでおわった。

ただし、ほぼ皮算用の脚本だ。
出てから、ようやっと本番が始まる。
脚本も書き換わるし、演出も変わる。
とんでもなく全てがうまくいかなくなって、ヤケクソになって全員ぶっ殺して死刑囚になってよく分かんないところで死ぬプロットが実は控えてるかもしれない。

まあ、そこは俳優の即興性に任せよう。』


俺の人生に脚本家が加わった。


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神様、今だけは(勃起させないで)
〜前回までのあらすじ〜
腎移植術はとりあえず成功したものの、ICUでぽんぽんが痛い痛いになり、最終的にう●ちムリムリしてスッキリする。


腹痛が取れた日は久しぶりの睡眠が取れて、翌日には食事や立つ練習が出来るほどまで復活し、恋人や家族に電話をかけることができた。文字通り、息を吹き返した感じ。アベンジャーズをチロチロ見たりして過ごす。

「これからは 楽に良くなっていきますからね」

ただ、医者の話を鵜呑みにして調子乗ってしまったのがマズかった。

夜中、気持ちよく眠れるはずが、横になり過ぎていたためか痰が絡む。まとまった痰というよりは、どうも奥の方にあるようでスッキリしない。
普段だったら軽く咳払いをすれば取れる程度の痰なのだけど、痛み止めもだいぶ量を落としているためか咳をすれば激痛が走るだけで一向に取れる気配がしない。
ICUで看護師さんに一度 相談したときは、吸引は最終手段だと言っていた。確かに、術後 人工呼吸器と一緒に喉にぶっ刺さってた管は相当きつかった。あんなの今やる勇気はない。

ネットに頼ると、深くゆっくりな呼吸でだいぶ取れやすくなるとのこと。
試していたら、夜は明けた。
立つ練習をしたときにも思ったけど、「人間、マジで寝たきりになったすぐ死ぬ」ということを改めて肌で感じる入院生活。

徹夜した後はせっかくだから朝眠れるなら寝ておきたいのだけど、回診やらレントゲンやら何やら地味にやることが多くて案外暇はない。昼夜逆転を避けるために電気もなるべく付けておくようにしているそうだ。
でも、術後の睡眠は今のところ 1勝3敗だから昼夜逆転どころか自律神経は狂ってると思う。熱っぽいし、手の震えも止まらない。

そして、「どうせ寝る暇ないなら立つ練習でもしとこうかな」となったのが、これも失敗だった。

免疫抑制剤のせいで面会謝絶のため、トイレは個室の中にある。普通なら徒歩2秒くらいのところを、10個の点滴と尿の管と腹水溜めを持ち込んで、痛みやふらつきを制して移動しなければならない。介助がどうしても必要だ。
看護師さんにお手伝いしてもらう。

ただ、オムツにして後で掃除されるのを怖がって実行してみたトイレチャレンジだったものの、まだ腸が本調子じゃないようで なかなか反応しない。下剤や漢方のおかげで、水を飲む度におならが出るくらい感度は高かったはずなんだけど おかしいな。
それと、もしくは 尿の管や傷口を初めてまともに見てしまったせいで 引っ込んでしまったのかもしれない。下腹部の前部分に腎臓を移したので、それまでマジマジと見えていなかった。
何より、尿の管がある状態でトイレする感じって不気味すぎる。管は膀胱より奥の「腎う」という所から引っ張り出しているらしい。おしっこしたいと感じる前に 自然にどんどん蓄尿されていっている。
ウォシュレットを使いこなし、何とか成果を上げるものの、痛みと疲れでヘトヘトに。

そして、悪夢が起こる。

流石に明るくても眠れる気がして、横になってウトウトしていたら あいつが現れたんだ。

勃起さんが。

別にエロいことなんか一切考えてないのに勃起さんが産声を上げて、産まれたての姿に剃られた おちむちむがムキムキマンになる。
いわゆる、朝立ちだ。
疲れたときになりやすかった、そういえば。

ICUの腹痛に比べたらそこまで激痛ではなかったはずなんだけど、実際に管が先っぽにぶっ刺さってたのを見た直後だから色々とリアリティがあって(?)攻撃力は高かった。
昔、綿棒突っ込むとかいう、こういうSMプレイがあるとか聞いたけど冗談じゃない。
あああああああ!!(アベンジャーズ風に)

深い呼吸をして、瞑想する。

僕は大地だ。
隆起しない、大人しい、大草原。
風が吹くと草原をどこまでも棚引いて、
僕は 微笑みながら 「いってらっしゃい」って声をかけて彼らを見送るんだ。

勃起さん、帰る。
あぶねー、勃起で死ぬところだった。

そして、ちょうどノック音。
看護師さんが来る前に問題を片付けられた。
第一、ナースコール押して「勃起してるんですけど」とか言えるわけない。「じゃあ、お手伝いしますね」みたいな、そんなAVみたいなことないよ!
でも、ぶっちゃけ、どう対処するんだろう。
勃起抑え薬とか使うんだろうか?
やっぱり「深く呼吸をしてください。大地になるのです」という方向性なのかもしれない。

「じゃあ、お下(しも)を洗いますね」
「あ…はーい…」

すかさず到来。
お下(ちんこ●)洗いタイム。

シャワーは浴びられない上に、下腹部を弄ってるから下は清潔にしなければならない。免疫抑制剤の関係で、菌が入ればもらった腎臓が即終了ってこともありえるらしい。
至って真面目な話なのだ!
おちんちんを洗って頂くということは!!

しかも、この看護師さん、術前に俺のちん毛をたまたまの部分まで一本残らず剃ろうとしたエースパイロットじゃないか!何だか 嫌な予感しかしない。

まあ、大げさに言っても、全然 普通にお仕事してもらえるだけなんだけどね。
ただ、何故かお湯をかけるスプレーが微妙に空気入ってる感じの「プシャップシャッ音」なのでそれがシュールでキツかった。
「ごめんなさいね」のトーンも相変わらず健気で彼女らしさが感じられる。他人のちんこ洗ってるのに。

ただね、実は昨日もお下洗いをしてもらったんですが、男性の看護師さんのほうが洗い方を心得てらしてましたね、はい。
「そんな細かい所まで洗うの?!」
となるぐらいまで、●ちんこ洗いにおける正確なポイントと力の入れ加減だった。
逆に言えば、「この人 こうやって洗うんだ」という所まで踏み込んでしまえる。
そして、イケメンだった。
ちんこ洗ってもらいながら、将来について語り合うなんて親友でもない経験ですたい。
頭おかしくなるで、ほんま。

でも、ほんとにありがたいこと!
おかげで、徹夜のストレスと疲労がスッキリして生き返った。
普段何気なく自分で行ってることを人にやってもらえることって「当たり前だと思ってたことがこんなに出来なくなるなんて」となるよりも「人にやってもらうってことは こんなにありがたいことなんだ」ってなるな。
もちろん、入院生活が長くなれば、鬱陶しく感じたり、「チン子はちゃんと ここの断面まで洗えよ!」となったりもするのかもしれない。
看護師や介護士の人たちもそうだけど、長く入院している人や 動けなくなっちゃったお年寄りも すごいなって感じた。
このチンコ洗いを通じて。

さて、明日は いよいよ管という管が抜けるらしい。抜くとき痛そうだなって思うけど、痛みがあるけどある程度自由に動けるかもしれないなって思う。

ただ、ちょっとその話題を看護師さんに投げかけたら、こう言われた。

「点滴とかいろいろ取れたら、今度はもらった腎臓を働かせるために 沢山 飲んで じゃんじゃん おしっこ行ってもらいますからね」
「あ、聞いてます聞いてます」
「夜も眠れませんよ。2時間に一回は起きてもらっておしっこに行ってもらいますから」
「えっ…?いつまでですか?」
「退院するまで。少なくとも2週間は」

えええええええええええ?!!
いつ 眠れるのおおおおお?!!


(続く)
| - | 18:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
地獄のICUとブリリ神の救済
昨日 ICU (集中治療室)から一般病棟に帰ってきた。傷口はそりゃあ痛いし、ギリギリ補助がついて立てる程度にしか回復してないんだけど、ただ、僕にとってみれば それだけでもかなり心と体が解放されている状態ではある。それだけICUにいたときが想像以上にヤバかった。

手術当日はあまり覚えてない。何となく母と姉に挨拶して自分の足で手術台に向かい、「ビリビリっと全身痺れる麻酔を入れますね」と言われ「あー、痺れてきました」と言ってから記憶がない。手術室には安室奈美恵が流れていた。

ICU 1日目

気がつくと、次の日の朝。丸一日麻酔で眠らされていたらしい。全身 管とコードまみれで、喉には人工呼吸器が入れられている。話には聞いていたけど、意識がある状態での人工呼吸器ほどキツいものはないんだな。酸素が入ってくるんだけど、舌でその入り口を塞いでしまったりして逆に上手く呼吸ができない。
祖母が死ぬ間際、「苦しくて人工呼吸器を外してた」と聞いていたけど、こりゃ外すわそりゃ。祖母も同じように死後直前までチューブに縛られていたと思うと、涙が出てくる。
しばらくすると外してもらえた。

先生が回ってくる。どうやら親父からもらった腎臓は機能しているようで、父も元気だそうだ。とりあえず、一安心。

しかし、先生が傷口を診るときに驚くべきことが判明する。どうやら僕は極度のくすぐったがりのために、傷口を触られていないのに痛がってしまうようなのだ!ガーン!他人から触られると「ひいっ!くすぐったい!」と筋肉が引き攣ってしまい、余計な痛みが走ってしまう。
回診には大勢のお医者さんが来るから、その人たちの前で一生懸命弁明していた空間というのは未だに全然 意味わかんないなと回想してみる。

「はーい、診ますねー」
「痛っ!」
「あれ?」
「痛っ!」
「あれ?ここは痛まないはずなんだけどなー」「あっ、多分、自分どちらかというと くすぐったがり屋な方で、それで敏感に反応しちゃって筋肉がギュッとして痛くなっちゃうのかもしれません。すいません、多分、傷の痛みではなくて僕がくすぐったがりなせいなんです」
「はあ。」

その後も、看護師さんが交代するたびに、傷口付近に触れられ激痛が走り、相手が納得してくれるまでくすぐったがりプレゼンを行うというルーティーンが繰り返された。

ただ、ICUを地獄にしたのは僕がくすぐったがりというわけでもなく、胃腸の張りだった。いやー、これが本当にきつかった…。単純に、麻酔から腸が目覚めていない上に、痛みを怖がって力を入れてしまうためガス(おなら)が抜けきれなかったみたいだ。

止まらない腹痛。しかも、これが夕方頃から始まってずっと続く。麻薬に近い痛み止めも流しているので追加での薬も望めないらしく、胃腸薬も下剤も試したが成果が出ない。

朝付近、流石に堪えきれず、唸ったり叫んだりしてしまう。申し訳ないなという気持ちもあったけど、せめて声だけでも出していないと心が保てない。看護師さんに「何でもいいから出してくれ!」と泣きついたけど、やっぱり権限の問題もあって難しいようだ。とうとう看護師さんも打つ手がないところまで来ると、塩対応になってくる。

「朝になったら早めに先生がいらっしゃるということなんで、もう少し待っててくださいね」
「それは何時ですか?」
「8時頃だとは思うんですけど」
「すいません、時計が無くて。今何時です?」
「4時です…」
「(絶望)」

オーバーナイト透析も眠った時間を入れての8時間。今回は起きてて14時間な上に激痛…。先生が来る頃には半狂乱まであった。だいぶ混乱してたと思う。きつかった…ほんとにきつかった…

話によると、通常使われる麻酔を若いからといってすぐ切ってしまったとか何とかだった。
そうかあ…

ICU2日目

朝は部屋を少し暗くしてもらって、強い痛み止めが効いてるうちに軽く寝た。1時間くらい。
夜中一晩中発声しまくったせいで、昼間は真っ白になって過ごす。

夜、重湯が出る。
お腹が張ったのは治らない。
昨日より痛みはマシではあったけど、やはり昼夜が逆転していたこともあって一睡もできなかった。叫ばず、朝へ。まさか、病院で二徹するとは…。
テレビとか何とか見れたらよかったんだけど、うるさいのもキツくてダメだった。看護師さんが移動するだけで気になる。ただでさえ神経質なのに、この時はほんとおかしかった。

そういえば、麻薬に近い麻酔の効果からか、ベッドの下まで見れたり世界(頭?)が割れたりという変な感覚も味わったなあー。ギョヘヘヘ!

ICU 3日目

腹痛で眠れず、とにかく呼吸や姿勢を変えて乗り切るが、依然として興奮状態というか混乱状態が続く。

回診のとき、お腹の張りを見て再び下剤を打つことになる。しかし、なかなか効かない。

とりあえず、予定通り病棟への移動が決まった。座ってみて大丈夫そうなら車椅子で行きましょうかとのことだったけど、流石にお腹が張って痛みがある上に、呼吸も浅くしかできなくてどうしようもない。ベッドでの移動。

病棟へは移動用のベッドで目が回っているうちに着いた。看護師のアンコントロールぶりが気になる。スピンさせすぎで初めてのマリカーかよ!とツッコミたい。術後でピンピンしている父にも会えたけと、痛みで呼吸が浅く 挨拶さえまともに交わせなかった。

ここまで眠れない上に痛みにも耐えていると、本当に細かいしょーもないことでも気になったり苛立ったりしてしんどい。

多少 看護師さんの処置がグダグダだろうが、雑談してようが、ベッドにガンガン何かをぶつけようが どうでもいいはずなのに、何でか うわあああああああ!ってなってた。そんなしょーもないことが気になる自分自身も情けないし、もう限界も限界だった。

「神さま!」

「神さま、どうか助けてください!!」

そのときでした。

『ブリッ』
「あなたは?」
『我が名はブリリ神』
「えっ?」
『早い話が、下剤が効き始めたのだ。今、お腹がゴロゴロとしているだろう。時期、ナイル川は氾濫し、枯れるまで流れ落ちることとなる!』
「神さま仏さまブリリ神さま、ありがとう!」
『いや、まあ、朝メシ前よ。じゃあな!』

パンパンになったお腹から空気砲が発射される。ドカーン!ドカーン!
やがて ミも出てきた。
オムツしててセーフ!

病棟に帰ってきて早速下の世話をお願いしてきまって申し訳ないなあ…
あーでも、助かった。死ぬかと思ったわ。

『あ、ごめんごめん、さっきのだけど』
「あ、ブリリ神?」
『まだ、結構出ると思う!』
「え?今オムツ替えたばっかなんすけど」
『ごめんね!また!』
「えーーっ?!」

ドカーンドカーン
ブリリアンドカーン
ブリリアンブリリアンブリリアンブリリアン
ブリリアンブリリアンブリリアンブリリアン

ガスっていうか、ミの方が溜まってんじゃん!
買ってたオムツでは足りないので病棟のを借りる…だってこんなに出すハメになるとか予想できんかったしさ…

『あのさ』
「え?」
『ラスイチくるかも』
「やめてええええええ!」

ICU編 完

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