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その愛想笑いやめろサンピリ演出の元一のブログです。
適当に書いています。 2013.03.14 Thursday
サンピリの「変身」WEBパンフレット2(変更点)
【クリエイション中に変わっていった初期設定】
1月末にようやくキャスティングが決まり、顔合わせ。 いつも僕はどんな作品にしたいかを熱弁するという、オナニーみたいなことをしているけど、確かこの頃には兄妹の話、病気の彼女という設定など大まかなものはあったと思う。 変わっているところを上げていくと、 瑞穂のやった妹「雫」は兄の作品を黙って買うために大金を得る必要があったので、とりあえず作中に「ヤクザ」という役と「風俗嬢ロボット」を出す予定だったと思う。 「風俗嬢ロボット」は、「風俗嬢ロボット。風俗嬢ロボット。」という言葉しか発さないロボットだが、女には厳しい、みたいな設定だったと思う。 また、田中基康は「五十嵐」という役で、瑞穂のやった妹「雫」のストーカーだった。つまり、当初はヤクザとストーカーと風俗と、ドロドロのつかこうへいみたいな芝居になる予定だった。設定こそ消えたが、音楽の中での長ゼリフなど、なんちゃってつかこうへいを意識したキャラクターになったと思う。 ・松田のやった主人公の友人・佐伯は、当初もってぃ(旧友役)がやる予定であった。 ・横山の登場シーンで、「泥棒」という役があり、家電を盗んでいくシーンがあった。 オープニングは、役者がストレッチなど自由にしているところから「雫」が一人一人を家電にキャスティングしていく、という流れだった。そして家電がSMごっこをしたりしていた(?)。 第一稿を見返すが、特に大まかな流れに変わりはない。 この頃から役者が部屋にある家電になったり、部屋にある家電が旧友になったり、といった「変身」をするアンサンブル(コロス)のイメージはあった。 オカマも登場。 また、医者が「茜さーん」と連れ回す病院のシーンは、5人のアンサンブルが次から次へと看護婦やら測定器具やら椅子に変身していく、というシーンであった。 アンサンブルが揃わない、わたわたする、空気が締まらないなどの理由で、福岡に託すこととなった。 主人公「武」と病気の「茜」のダンスシーンは、一番早い段階で出来ていたと思う。もちろん、もってぃこと山本泰輔の振付。曲はあとから僕が付け足した。嘘くさい、J-POP。 「佐伯」は結局松田が父親役と同時に受け持つことになった。 ラストで、病気の「茜」が悪化したことにより、「佐伯」と「父親」を入れ替えながら主人公の武へ罵声を浴びせるという激ムズなシーンが初期設定ではあった。 それを、マッスィーが「ゴール」で消す、というラスト。 ピロートークのシーンは、当初暗転で行う予定だった。 もちろん、稽古では部屋を暗くして、稽古場でも僕の部屋でもやった。 最初に測ったら10分ぐらいになった(笑) 当初、最初の長ゼリフは自由に、という指示だったが、瑞穂があまりにバタバタするため、僕が振り付けを行った。 オカマダンスこと、Ez DO DANCeのシーンは、脚本改訂の時に消すつもりだった。 間に合わないと思ったので。結果的にばっちり踊れたわけではなかったけど、いいダンスになったと思う。残してよかった。 コメント
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| サンピリさんの毎日エッセイ | 2013/03/28 2:25 AM |
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