その愛想笑いやめろ

サンピリ演出の元一のブログです。
適当に書いています。
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ブログ
僕はブログについて反応してくる人が苦手だ。あの記事のことなんだけどさ、とか言われるとああ書かなきゃよかったなと思う。かといってこんなこと書いてたねって言うのは割と身近な人だったりするからもう何とも言えない。ありがたいことだなぁと感じることはあってもありがたいと思ったことは特にない。

元々親父やその親父が日記を書いていてその影響もあってよく日記を認めていた。小さい頃は入院中も書いていたし、交換日記というやつも家族の中や男友達でやっていたりもした。
今思えばあれの何が楽しかったのかと思うけど、誰かが自分のことを語ることの魅力をその時から感じていたのかもしれない。僕が小説や物語なんかより随筆やドキュメンタリーが好きなのはその所為だろうと思う。

ただ一方で、日記や文章の限界もよく感じていたと思う。
中学生の頃いじめにあったとき、自宅でそのことを綴っていた。黒い合皮の背表紙のしっかりした日記。それは僕にとってどうしても見られてはいけない大事な秘密だったのだけれど、それを僕のいないときに勝手に親に見られた。
当時、こんなに屈辱的なことはなかった。自分のこと全部バレてしまった気がして恥ずかして堪らなかった。今となっては、あの時の親の判断が間違っているとは思えないけど。

でも、そのことがきっかけで「極秘に文章を書くのは不可能だけど、読んだやつらに読まなきゃよかったとウンザリするぐらい本音をぶちまけちゃえばいいじゃん」という文字通り文字での戦いが始まったんだと思う。
人の家のゴミ箱開ける奴に思いっきり人間の腐ったような異臭をさせて後悔させてやろうという腹だ。

その後はブログブームみたいなのがあって紙からデジタルに移行。当時はそれはそれは多くの人が見てくれたらいいなと願って書いてはみたけど、リアルで言われると恥ずかしくなってその度に止めた。お前の家に捨てられたゴミって変だねって面と向かって言われて心地よい訳がない。
mixi、Facebook、twitter、強い自意識の中で揺られ揺られて出た結論は結局ゴミ箱。絶対出るし、見とうない。見られてるのは気付かないけど、見てるよって言われると気色悪い。

もちろん、ゴミが出ない生き方、ゴミを家の中に溜める生き方、ゴミをコントロールしてる人、ゴミを金に換えるセンスのある人、文章と人の在り方はそれぞれだ。

僕は今の世界にネット社会が生まれてきたことで、思った以上に現実ではなく言葉の中で生きる人が増えてきてるなと感じている。
人の生き方と言葉が強く結びついてるから、lineのやり取りごときに人は死ぬんだ。まぁ、俺は今更ブログのこと言われても平気って年になったけど。
議論が噛み合わないのも、一人一人生き方が違うのだから仕方ない。自分と違うものを受け入れる度に自分の言葉が消えていく無常。

そう考えると、俺はもっと色んな人と関わり合う言葉ってものに興味は出てきたけど、少なくとも今このブログについて現実で野次ったり短いコメントで返すのは無しの方向でいってほしい。密かに見りゃいい。

書くなら話すなら、この文章量に匹敵するぐらいガツンと書いたり話さないと割に合わないんだよ。いいね!ボタンとそう変わらない。



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