2024.01.07 Sunday
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その愛想笑いやめろサンピリ演出の元一のブログです。
適当に書いています。 2011.05.06 Friday
おんちライブ@gigi(2011.5/3)
こないだgigiでやらせてもらったライブの音声。 涙は出なかったけど、終わったらまるで泣いた後のような気分でした。 そして、一緒に出演された方々の音楽の素敵なこと、素晴らしいこと!。 sunnyさん、あやさん、おおき恒平さん、オカムラさん、あの場にいらしたみなさんに本当に感謝したい。俺もライブをうまくなる前に、盛り上げ上手なお客さんになろう。 【順番】 1正座がしたい☆おすすめ 2居候LIFE 3ばりゅーれす 4マンルソング 5五月雨は空に空く☆おすすめ 6あるくひと 7すごくいいバカンス☆おすすめ 8ボクジシン 9グンナイ ※音トビあり。 あと、であい橋で一緒に6時間も及ぶ練習に付き合ってくれた中村さんもありがとう。
2011.05.04 Wednesday
14+「堀川波鼓」「ヂアロオグ・プランタニエ」「霊感少女ヒドミ」」
今回は他の感想を眺めて覚えた違和感も含めて書いていこうと思う。
まず、短編3作品がどういう組み合わせであっても「どうしてこれを選んだの?」と疑問に思う人は出てくるものだと僕は思ってる。1作品であっても「何でこれを上演したの?」ってツッコミたい人は必ずいる。 僕は、作品の選定や組み合わせに深い意味がない限り、結びつけて考える必要性はないと思う。「報われない思い」とチラシに載っていたけど、それぞれの思いは異なるんだから。 印象がそれぞれ違っていたなら、自分の想像力で補う程度の作業は観客に必要なんじゃないのか? 「堀川波鼓」 歌舞伎をああいった現代口語チックに上演すると馬鹿馬鹿しい話になるのだなと思った。 太鼓のお師匠さんがかわいそ過ぎてしょうがない。あんまり悪くない、あの人。 今のしゃべり方にすると、驚くほど現代では考えられない話の流れが出てくる。 演出は確かに行き届いていたけど、それは原作を意識した部分だけで、直された脚本に関してはノーアプローチだった印象を受けた。 だからまとまりはあるもののイマイチぐさっとこない。遠い昔の作品のまま終わった。 特に、種役のさとさんが太鼓坊主の村上さんに迫るところ、もっとエロくていいはず。 エロが見たいわけじゃない。決してエロが見たいわけじゃないけど、エロは見たいけど、あそこが弱いと種の罪も坊主の罪も重みが出ずに以降の感情移入ができない。あそこだけはマジで超重要だった気がする。1回表ノーアウト満塁でバント策選択並の。 「えいっ!」って感じでふんどし坊主に抱きついて終わって、正直あれも楽しかったからいいんだけど、その後の演技や演出がガチなだけにもったいなさすぎた。 種と坊主の行為中に笑顔で小倉がかんざし刺し続けるシーンとかいいと思うんですけどね。 「浮気したぐらいで死ぬなよー!(笑)」とツッコみたいところを、さとさんが演技でいとも簡単に成立させていたのには感服。凄い。福岡の女優でダントツno.1じゃなかろうか。 しかし、“思い”に重点を置いて描くなら小倉手島視点の種も描いていいと僕は思う。 種さとの死後、流れが何か段取りくさい・・・。 種さとには演出が丁寧にかけられているけど、小倉手島にはあまりついていないような。 小倉視点の種を描くことで、はじめて報われない思い・かんざしの演出が生きる気がする。 いったい種はどう自分を思っていたのか、何かしらの演出が小倉にあってもよかった。 手島さんの迫真の演技で少し泣いちゃったけど、最後の演出が淡白で残念。 「ヂアロオグ・プランタニエ」 多田ちゃんとサカセさんの夢の共演。胸がほっこり。 自由に動く2人の距離感がいいと思う。春だね、素敵だね。 ただ、その自由な感じが何かおしい気もした。 向かい合って対峙したり、どっか2人で腰掛けたり、背を向けて話してもいい。 何かしらの演出がもっと2人の演技を引き出すきっかけになりえたんじゃなかろうか。 あと、言葉。自由にぽんぽん言い過ぎていたと思う。一見心地のいいように見えて雑。 2人が過信していたとは一切思わないけど、うまくなればうまくなるほど『観客にわからないところで自分のものにしていないのにそれっぽさを出す』ことができるようになるって僕は思ってる。偏見だけど。 それを感じたかは定かでないけれど、2人とも全然無理してないことに違和感があった。 言葉の構築のされ方が明らかに現代とは違う戯曲であるのに普通に演じてる感じが奇妙というか・・・ 今の女子の感覚で、絶対演じられないと思うんだけどな・・・あれ。 「いいね、いいね」でできた作品であり、あの時代には一切挑んでいないという印象。 「霊感少女ヒドミ」 美和さんに圧倒。ゴーストガールズもよかった。 14+流のハイバイも好きだ。言うことあんまりない。 演出の中嶋さんに尊敬するところは出演者の魅力・能力を十分理解してキャスティング、演出しているところだ。バランス感覚もいい。しかもそれが作品の質に直結していて安心して観劇できる。また、作品をデザインする視点やアイデアのセンスも抜群。かなり良かった。 これからも難しい戯曲にガンガンチャレンジしていただきたいと思う。
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