その愛想笑いやめろ

サンピリ演出の元一のブログです。
適当に書いています。
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さんぽ
右手と左手でお互いの体温を確かめていたら
あたりは隣も見えない暗闇で 
途方を探して歩いてみても
同じ場所を巡ってると君が言う

お日様が沈んだんじゃなくて
目が見えなくなったみたいだ

右足と左足の踏み込むスニーカーばかり確かめていたら
空と道が逆さの河原にでた。
彼方で知った声がするけれど
ここにいるって言葉が出ない。

世界が歪んでいるのではなくて
頭が潰れているだけみたいだ

体と心が変わってしまって
僕が僕を僕だと言えなくなったら
もう誰とも歩けない気がするな

体と心が生まれ変わって
僕が僕を僕だと言えるようになったら
もう誰とも歩かない気もするな

他にも浮かんだ気がしたけど、全部わすれちゃった
| - | 23:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
クズなりの生き方
最近体がだるいと感じる日が増えてきた。
今年に入って、特に感じる。

だるい。だるくてきつくて立っていられない。呼吸ができない。

元々ある程度のだるさは常に抱えてきたけど、去年まではどんなつらさも気合ですっと飛ばしてきたはずだ。「危機はチャンスだ」と己を鼓舞してやってきたはずだ。
おそらく、今年は体調が悪くなっているというより、そういった覇気が一切ないのだ。少しもハングリーじゃない。
むしろ終始病が気からといった感じで、「なんでもやってやらぁー」が、「なんにもできねー」になっている。歩くたびにガスが抜けていく。中高大で経験してきた思考停止のストップ期間に入っている。疲れた。疲れたのかもしれない。

まず何がやばいかって全然働きたくない。
金の為に一切力を使いたくない。
ふと、「別に死んでもいいや。働くのいいや」ってのが降りてくる。
だって、少しも楽しくない。もういい加減27だけど、もういい加減働くのつまんねぇ。
よく人は働けるよなと思う。世にいうニートの発想と言われても納得できる。

悲しいのは、その大本が「俺は芸術家なんだから働くかボケが!」というエネルギーから出ているわけではないということだ。単なる怠惰。働かなくとも親や友人や恋人がなんとかしてくれるとでも思っている状態だ。
以前は、同世代の友人や先輩後輩の生き方や今掴んでいるものに絶えず嫉妬してエネルギーにしていたけど、今は自分の生活が、生活感が馬鹿らしくてそんな贅沢な悩みまで達していない。

演劇で食べたいとか、少し前は考えていた、実際少しだけ頂いていたときはあったけど、今そういうのがふわっとしている。まず役者でバンバンやろうという考えがないからそういうことはできないし、演出がどうのこうのの前に人も機会も資金もない。人も機会も資金も逃げていく。創作意欲はあるのだけど、あるだけで他人と変わらないレベル。趣味レベル。

演劇人、病人、というよりは、今人間としてのエネルギーが全然湧いてきていない。
非常にだめだ。よくない。よくないけど、眠い。だるいし、つらいし、無気力だ。
閉じこもっていたいし引きこもっていたい。怖いしおどおどするし、たかが知れている。

しかし、部屋は僕を守るけど僕を一人にもする。
一人は別につらくない。でも、つらくない、という感覚がまずい。
遠くなっていく。鈍くなっていく。背けたくなるし、漂っていたくなる。

人と、機会と、資金が必要だ。

俺を鼓舞してくれる信頼できる人間が10人いればなんとか復活できる気がする。
俺を刺激してくれる豊かで感動的な機会が10回あればなんとか立ち上がれそうだ。
俺が安心して暮らせて創作にも勤しめる程のお金が10万あれば心が少しはよくなるかも知れない。

つまりは、俺には社会や労働が必要だ。
いつだってそうだったし、これからもそうなんだ。避けては通れない。
俺は人と付き合うのも機会を逃さないこともお金を稼ぐこともへたくそで、でも、そうならそれらしくそれなりになんとかしなきゃならない。どうせそれなりにしかできないのだ。

うまくやろうとするな。うまくはいかない。
たまたま今まではうまくやれていた気がしてただけだ。

素直になろう。やりたくないことに関しては絶対無理をしない。拒否しよう。
眠れるなら、死ねるなら、いくとこまでいってやろう。
その代わり、どこかで強気になろう。やりたいことは無理していかないと成し遂げられない。眠れず、生き急いで、爆発してやろう。

俺は誰かがくるのを待っている。何かが起こるのを待っている。金が降ってくるのを待っている。よくない。よくないけど今がそれだ。

この前思ったことだけど、大学にいかずに演劇しておけばよかった。

さあ、イメージしよう。

何もない朝に、部屋を綺麗にして、日の光を浴びて、手をつけていなかった連絡をとる。
ちゃんとがっつり働いて、やりたいことを具体的に進める。
どんどんエネルギーが溜まってきて、誰も止められなくなる。
イメージしよう。

| - | 20:25 | comments(0) | trackbacks(0) |

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