2024.01.07 Sunday
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その愛想笑いやめろサンピリ演出の元一のブログです。
適当に書いています。 2014.01.26 Sunday
【募集】
<サリピンからプロジェクト参加メンバーを募集します> 【募集】脚本・役者・照明・音響・衣装・振付・音楽・映像、すべてのカテゴリ 【資格】特になし 【応募方法】お名前とやりたいことをsunpiri.form@gmail.comまでお送りください。 おはなし 名前も変えます。「サリピン」です。 旧サンピリ時代と同様、僕竹内元一の演出作品をつくっていきますが、 公演ごとに参加者を集めてユニットを“プロデュース”して毎回解散していくというよりは、 年間を通してサリピンの活動にできる限り携わってもらう“プロジェクト”形式にしたいと思っています。 「いつでも辞めていい劇団」「幽霊部員がたくさんいる劇団」というイメージです。 役者として参加できれば出てほしいし、忙しいときはノータッチでもかまいません。 たとえ、公演準備中にメンバーがガンガン減っていっても、舞台公演をつくる“プロジェクト”さえ継続できれば問題ありません。 作品のためだけに仲間が集う、そんな集団にしたいと思っています。 必要なのは、作品をつくるためだけの仲間であり、馴れ合いではありません。 ただ、演劇は一人ではできないから、どうしてもあなたの力が必要です。 募集するのは脚本・役者・照明・音響・衣装・振付・音楽・映像、すべてのカテゴリです。 「私の経験を演劇にしてほしい」だとか、「演出をしてみたい」でもかまいません。 すべてを叶えられるかはわかりませんが、やりたいことを全力で楽しめる団体にします。 資格、は存在しません。 今劇団に所属している役者さんでも、ブランクのある方でも、ダンサーでも、社会人でも、 持病を抱えていても、年齢も能力も経験も一切問いません。 ただし、どのように作品に携わってもらうかは演出や相談で決めましょう。 プロジェクトメンバーとして付き合えるだけ付き合うぞ、という方、 公演だけ出てみたい、脚本を書いてみたいという方、 興味がある方はメールでもツイッターでもフェイスブックでも相談してください。 次の公演は4月下旬と5月下旬を予定しています。 相棒も去り、ピンで動き出す竹内元一に、どうかお力添えを。 傑作を一緒につくろうぜ。 サリピン 竹内元一 サリピン新HP http://www.i-m.co/saripinsaripiri/SARIPIN/ twitter @galapa_genichi MAIL sunpiri.form@gmail.com 2014.01.19 Sunday
宇宙
親父とメシを食いに行く。
演劇について議論した。 頭にきて帰った。 親父は、俺のやっていることが縮こまっていて狭いという。 祖父のこと、戦争のこと、経済のこと、もっと広い視野を持って知識や教養を付けるべきだと。 本当におっしゃる通りであるのだけど、俺のやっていることも知らず想像で物を言っている。 向こうが俺のことをつまらないと感じるのと同様に、俺も向こうの言ってることが受け入れられない。 俺と親父は正反対である、と思う。 親父はよく俺の小さい頃、天文部だったこともあって宇宙の話をよく聞かせてくれた。 「広い宇宙からしたら、俺たちの存在なんて小さいものだし、人生も驚くほど短い」 とにかく広い視野で物を見る人だし、知っている。柔軟性があってロマンも持っている。 カッコいいなと思ったし、親父になりたかったし越えたいなと思っていた。 しかし、宇宙の思考をもってしても現実は非情で僕は弱かった。 宇宙に比べればゴミクズみたいな物事に自分の世界を揺さぶられて殻に閉じこもることしかできなかった。 そうこうしている間に演劇に出会ったのだが、それも親父に言わせれば「狭い世界」であり、俺もそう言われたらそうだなぁと考えて大学に進んだ。 でも結局、広いだけの世界を「ただ、空虚である」と感じざるを得なかった。 俺はやっぱり聞いて、見て、嗅げて、触れられるものでないと信じられない。 そういった経験や実感が得られない物事以外は、それが事実で現実であったとしても受け入れられない。 テレビやネットや本や雑誌は触れるけど、その向こうで起こっていることは嘘だ。 戦争も災害もないし、政府も経済もない。地球は丸くないし宇宙なんてない。 親父は、宇宙からみたら、自分やこの世界の存在は小さいものだって言う。 おれは、自分からみたら、この世界の存在も宇宙も大きすぎると感じる。 2人とも同じこと言ってるんだけどね。 他にもいろいろと話したけれど、つまるところ親父と俺は違う人間なのだ。 相容れない、敵というわけじゃない。俺に足りないものを指摘してくれてるだけだ。 ただ、親父の「お前の演劇は誰に見せたいのか」という問いの答えが、もしかしたらこの親父なんじゃないかって考えずにはいられなかった。 演劇関係者でもファンでも何も知らないお客さんでも恋人でも友人でもなく、 自分に一番近くて遠い、圧倒的な存在なのかもしれない。 俺はこの俺という器に凝り固まっている、縮こまった狭い世界で宇宙を相手にする。 「無限の宇宙」だとか言ってる広いだけの無機質な存在に向けて血の通った作品をつくる。 そうでもしないと俺は親父を越えられないから。 「俺は宇宙をぶったおすために生まれてきた男なのだー」 (※親父を倒す、という思考も十分せませまです。) 2014.01.07 Tuesday
さいきょう
明日から宮崎県は三股町にお芝居しに行ってきます。
年明けてからの稽古量こそ少ないですが、合わせてみるとバチっと決まる感覚があって宮崎だろうがなんだろうがかかってこい!って気分です。 さすがロングランにツアーも重ねた作品だなと思うところもあるし、特に座組の結束力が高くてとても集中して臨めていることもあると思います。 世の中いろんなお芝居がありますが、やっぱりやる以上僕らが最強だって思いたいし、それに見合った作品を提供できるチームワークやアイデア、モチベーションや技術が備わっている座組であることを確信しています。 いや、そりゃ確かにどこもそういった魂を以って打ち込んでいると思うし、何を基準に最強というのか、そもそも芝居に最強なんてあるのか、芝居って狭い世界で最強がどうだの何言ってるの、人生DISってるの?って感じですけどね。27になって「最強」って単語使う時点で社会がどんどん自分から離れ、引いていっている感じはするよ。 でも、この公演で高校から一緒に演劇をやっている仲間が2人も役者から離れるってことは 僕にとっては大事件で本当におそろしく悲しいことなのです。 多田ちゃんと松田くんは劇団にはいるみたいだから、「なんだか家族と離れて住むことになっちゃうような感じかな?」って想像はしていて、じゃあ大したことないじゃないか、なめんな、か弱い乙女かって話ではあるんですけど、しかしながら「二度と会えない家族」って想像するとゾッとしてしまいます。 おかしいですね。公演終わっても会えるのに、もう会えないなんて。 だからね、普通の公演じゃだめなんです。普通に、いい芝居をいい座組でつくるみたいなごくごく当たり前の舞台じゃだめなんです。あーよかったよかったみたいな、そんなごく当たり前のよくわからない打ち上げみたいな達成感で終わらせてやりたくないのです。それが、「いい」じゃなくて「最強」じゃないとダメな理由なんです。 生まれたての小鹿みたいな気分の寂しがりやな僕は、「最強な公演で〆る」という僕の中の精一杯のはなむけをぶちこんであげるのみなのです。2人の、何かまた去年までとは違った道への旅立ちを祝して、本当に心から喜んで背中を押してあげられるような起爆剤! まぁ、「最強」っていうのが具体的に他の公演とどう違うか一切わかんないけどね。 いつも以上に力んでテンション高いみたいな、そういう芝居を変えることすると怒られるし、 「ねぇ、今回で終わりだね?どうゆうきもち?どうゆうきもち?」みたいなのはうざいし。 だから、あれだ。あれだね。 いつものようにやります。 いつものやつが、結局一番最強です。 なんじゃそりゃ。
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