その愛想笑いやめろ

サンピリ演出の元一のブログです。
適当に書いています。
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12級
 
スイミングスクールのことを思い出す。

幼稚園ぐらいの、初めてプールに浸かる子には
最初、顔を水につけるところから始める。
いろいろ段階があって、遊具やゲームで気を引いて水に慣れさせていく。
センスがある子はすぐに水中で目を開けて息継ぎを覚えていくのだけど、
やっぱりダメな子はなかなかにダメだ。
水をかけただけで泣いちゃう。

かわいそうだなって思うのと、かわいいなって思うのの、半々。
でも、どちらかというと、水がどうしても苦手で嫌そうな顔が忘れられない。
もうこんなことしてまで泳げるようになる必要あるのか?とか、
親でもないのにバカになってしまうぐらい気の毒に思う。

でも、そんな子どもたちも、いつかは水に慣れて泳げるようになっていく。
どんなにゆっくりな子でも、いつかは顔を洗うし、シャワーを浴びて湯船に浸かる。
ひとは成長する。

俺はまだ、みずのなかが苦手だ。

顔に水が付くのも嫌だし、目なんて開けられない。
息継ぎをどこですればいいのかわからないし、
地面に足が付けば休む。
溺れたら上がって、塩素に苦しむ。

最悪なことに、かわいそうでもかわいいでもない。


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