その愛想笑いやめろ

サンピリ演出の元一のブログです。
適当に書いています。
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鼓舞2016
人間、何かモヤモヤぐるぐるしてるときっていうのは大体が暇なときだ。
速度は余り変わらずとも、ガガガーっていう勢いからフッと息を抜いた瞬間に突然ギックリぐらぐらと身体の歪みが現れたりする。

僕もそりゃしょっちゅう暇しちゃうクズの一人だから相も変わらずフラフラぐちぐちやってるんだけれども、ここのところは久しぶりに立てないぐらいの一週間酔いみたいなのが続いてる。

暇だから、あるいは体質なんだからしょーがないと言えばしょーがないんだけれども、こういうときは案外つまづいた理由があるものだからそれを見つけないとしょーがない。もしかしないでも、理由をつくった方が切り替えやすいみたいなところはあるんだけど。

…結論から言うと、僕はまだ役者をやりたかったのかもしれない。なんかそこらへんがグラついているから最近の毎日がフラついている気がしてる。

俺を見てくれ知ってくれっていう承認欲求というよりかは、俳優としてフルパワーで動いている自分の生理をもっと体感したいというか、研究したい。まだまだ未熟でリミッターが全然外れてない気がしていて、そういうのを全部取っ払って訓練した状態でどんなものが生み出せるのかを探ってみたい。

それはやっぱりゆめみるきかいが大きかったのもあるけれど、演出家として一番興味のある身体が自分自身の中にあるからだと思った。ナルシズムというより、他者との創作をやる上で自分に欠けている部分は身体構造について踏み込んでないからなんだよなと毎回思っていたこともある。

そんなこんなの深層心理できっとまどかぴあにも何となく応募したんだと思うし、次またどこかに出演してみたくなっている。

でも一方で、演出家を選んでしまうというか俳優としては心掛けが備わっていない側面もあってこれは本当によくないし、今の衝動は俳優を思いっきりやれるのはこれが最後かもしれないと焦ってるから出てきてるものだとも思う。

したがって、やはり俳優をもっとがむしゃらにやりたいという欲求はちゃんと認知してあげた上で、冷静に今後を見据えていくべきだと思う。

今サンピリはメンバーに恵まれているわけだから、この人達と出来ることをまず最初に考えなくちゃダメだ。
いつかまた一人に戻る羽目になったときに、また一人で出来ることをやればいい。今じゃない。

役者やれるチャンスはいつでもあるし、お前じゃなくても出来るんだから。お前の作品はお前にしかつくれない。
それにたかが1、2回出ただけで何か能力が格段に上がるわけじゃないし何か特別な評価が得られるわけじゃない。ゆめみるきかいとまどかで充分。過剰なぐらい。

それより本当につくりたいものの為に時間を割くべきだ。仲間といられる時間は限られているかもしれない。

しっかりしろ!



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